インタビュー2026.06.30

FOLKLOREを立ち上げた3人のストーリー

織り手を訪ね、染め場に通い、パターンを引く。役割の違う3人が「手仕事を日常着に翻訳する」ブランドを立ち上げるまでと、これから。

——3人はどういう役割分担なんですか? 「リサーチと素材が1人、デザインとパターンが1人、生産と数字が1人。全員がお互いの領域に口を出すので、しょっちゅう議論になります(笑)」

最初の30着

——立ち上げの時、いちばん大変だったことは? 「最初のリネンシャツ30着です。工房の織機で織れる量に限りがあって、30着が精一杯だった。でもその30着が完売したことで、『この規模から始めていい』と確信できました」

翻訳するということ

——「手仕事の翻訳」という言葉をよく使われますね。 「伝統工芸をそのまま持ってきても、日常では着られません。洗濯機で洗えるか、通勤で着られるか。現代の暮らしに落とし込む作業を、僕らは翻訳と呼んでいます」

——これからの目標は? 「まだ出会えていない工房が全国にたくさんあります。年に1つ、新しい土地の手仕事をコレクションに加えていきたい。10年後には47都道府県ぶんの翻訳が揃っているのが理想です」

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